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タイトル直下の本文
ここでチームモデルを説明するのに使っているモデル図は社内で[Tange's Triangle]と呼ばれています。本書のChapter 7の執筆者でありインタラクションデベロッパーの丹下の名前が付いています。ある日、彼のモニターを覗くと、偶然にも描かれていたのを見つけたのです。シンプルにまとめ上げられたこのトライアングルはまさに私たちセカンドファクトリーのチーム構成が一目で分かる形で表されていました。
弊社にはDistinct Fridayという社内定例勉強会があり、このチームモデルについて全員で話し合いをしたところ、それぞれ意見があるものの大枠でこのチームモデルが社内的にも共通認識されその後の活動に大変役に立っています。皆様のためにもお役に立てればとてもうれしいです。
自分自身が今どの役割で仕事をしているか、あるいはこれまでの経験はどこにあるのか、個人的な興味はここにあるとか、将来はどの役割で仕事をしていきたいかなど、組織における自分の位置づけを見直すための最適な図であることがわかりました。
これは各自が自身のキャリア設計を分析・説明したり、プロジェクト・マネージャがチーム編成の偏りや弱みを分析する時に役立てています。
チームの役割を映画制作の役割になぞって説明をしていますが、これは筆者が映画制作とソフトウェア制作におけるチームワークには相通ずるものがあると考えているためです。
映画産業は100年という年月を経て大きく成長しています。莫大な制作費を投じ、大勢のスタッフが制作に携わり、身近なエンターテインメントとして成長しています。ソフトウェア産業は登場してまだ数十年ですが、クリエイティブという面ではまだまだ成長し続けている分野でないかと考えています。こういった背景から、映画制作における役割分担をソフトウェア制作に取り入れることを思いついたのです。
これからも最適なエクスペリエンスの提供のためにチームについて考えて行きたいと思っています。皆様からのフィードバックをお待ちしております。



東 賢修士課程在籍中に様々な産学協同ソフトウェア開発プロジェクトに従事し、流通科学大学大学院流通科学研究科にて経営組織論を修了後、大手人材派遣会社の情報システム部門にて大規模なシステム刷新/導入を経験、小規模システムインテグレータ1社を経て、ユーザー企業側/システム提供側双方での経験を活かしセカンドファクトリーに参加。現在Adobe Community Expertでもある。主にエクスペリエンス提供におけるアーキテクチャ検討にフォーカスしてコンサルティングなども展開中。
「FLASH OOP ~ActionScriptによるオブジェクト指向プログラミング~」(共著)
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